去就注目のイブラ、ミラン復帰の可能性を示唆「素晴らしい関係にある」

写真拡大

 今シーズン限りでパリ・サンジェルマンを退団することが確実視されているスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが8日、去就について言及した。

 リーグ・アンの最優秀選手賞(MVP)を受賞したイブラヒモヴィッチは、モナコのラジオ局『ラディオ・モンテ・カルロ』のインタビューに応じ、「フランスを愛している。パリはこれまで暮らした街の中で最高だ。アムステルダム、バルセロナ、ミラノでも暮らしたが、パリとは比較はできない。フランスはこれからもずっと心の中にあり、決して忘れることはない。ここで自分が果たしたことは、誰も消すことはできないからだ。パリ・サンジェルマンを去るかどうかはまだ定かではない。もうすぐ決断する」と話し、パリへの思いを明かした。

 そして、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、「サッカーをしたい。どこでプレーするかこれからわかるだろう。ミランとは素晴らしい関係にある。自分がプレーした中で最も偉大なクラブだ。自分としてはミランから離れていない(と思っている)。これから何が起こるか、様子を見てみようじゃないか」と話し、ミラン復帰の可能性も示唆している。

 イブラヒモヴィッチは2010年8月から2年間に渡ってミランでプレーした後、2012年夏にパリ・サンジェルマンへ移籍。今シーズンはリーグ・アン第37節終了時点で29試合に出場して35ゴールを記録している。