飲む前と飲んだあとがカギ!飲み会前の心構えと飲み会後のケアで太らない秘訣

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忘年会など飲み会が多いシーズンには、飲み過ぎ食べ過ぎでつい太りがちに。でも、実は飲み会で太る人には一定の傾向があるとか。「傾向がわかると対策を立てやすく、飲み会に参加してもダイエットを成功させることができます」と、これまで500人以上のダイエットを指導してきたダイエットコーチのEICOさんは言う。

「料理が運ばれてきたらすぐに箸を割って食べる、メニューを見て食べたいものを一度にオーダーする、すべての食べ物を味見しないと気が済まない、人と話しているときも常にお箸を持っている…、これらの行動に心当たりがある人は、飲み会で食べ過ぎるタイプの人。こうしたタイプの人は、『同じお金を払っているのだからたくさん食べないと損』と考える傾向があります。」(同)

飲み会の費用はコミュニケーション代と考えて、食べないと損という考えは捨てるべき。すぐにそうは思えない!という人は次の対策を試して。

1.おなかペコペコで飲み会に行かない
空腹の状態で飲み会に行くと、つい注文し過ぎて食べ過ぎる傾向が。腹持ちがよいおにぎりなどでしっかりと糖質を補給しておけば、飲み会での食べ過ぎ防止に。

2.最初のオーダーは人数分に
居酒屋などで単品を注文する会の場合は、「残すのがもったいないから食べる」ということにならないように、そもそも頼み過ぎないように注意。最初のオーダーは人数分にちょうどいい分量を注文して、お腹の具合を確認しながら追加で頼むようにして。飲み会の開催が決まったら幹事役に名乗り出ると、こうしたオーダーの調整もしやすい。

3.食べていないときはお箸を置く
お箸を常に持っているとお腹はいっぱいでもついついおつまみに手が伸びてしまうもの。人と話しているときは箸を置き、会話を楽しんで。

「おつまみは塩分が多い傾向があるので、お酒を飲んだ日の翌日は脚がむくんで太くなりがち。これをできるだけ早く解消するためにも翌日の朝食はキウイフルーツ、納豆、ホウレンソウ、バナナなど、カリウムが豊富な食材を摂りましょう。カリウムには水分を体外に排出する作用があるので、むくみを解消してくれるのです」(同)

ダイエット中だからと飲み会をガマンしていては長続きしないもの。工夫しながら飲み会シーズンを太らずに乗り切ろう!

ダイエットコーチEICO
ダイエットコーチ。ダイエットサロン桜梅桃李主宰。1年でトータル20kg減を達成し準ミス日本を受賞。これまで700人以上にマンツーマンダイエットを指導。サロンでは「リバウンド率ゼロ」をキャッチコピーに徹底的なカウンセリング、生活スタイル、運動経験、体質などを分析し最適で最短なダイエット方法を指導している。著書に『リバウンドを20回以上くり返した私が最後のダイエットで20キロやせました』(主婦の友社)など。