中国・上海海事法院は20日、第2次世界大戦中に被った経済的損失に対する賠償として、商船三井が中国で保有する28万トンの船舶「バオスティール・エモーション」を差し押さえたと通知した。中国新聞社が報じた。報道によれば、“中国の船舶王”とも呼ばれた陳順は1930年代に日本の海運会社に2隻を貸し出したものの、1937年8月以降は賃貸料が未納のままで、契約満期後も船舶は返還されることなく使用され続けたと