電力問題を解決するためにいろいろなプロジェクトや構想が生まれている。その中のひとつが大手ゼネコンの清水建設が提唱する「ルナリング」構想だ。簡単に説明すると、月の外周に沿うように大きなソーラーパネルを並べ発電するというもの。月の赤道上にはどの部分かに必ず太陽の光が当たっているためここで発電し、地球に届けるというのだ。実現すれば地球上で年間に必要とされている8.8テラワットの電力を発電することができる