野党3党が共同提出した内閣不信任決議案が2日の衆院本会議で大差で否決され、菅直人首相の続投が決まった。しかし、今回の不信任案騒動は、かかわった人すべてがポイントを落とした勝者不在の権力ゲームだったという気がする。まず、菅首相。採決に先立って行われた民主党の代議士会で辞任を示唆したことで、菅首相のレームダック化が進んだ。じきに辞める人が指導力を発揮するのは、これまで以上に難しいだろう。 国内がなんと