厚生労働省がまとめた「労働者派遣事業報告の集計結果」によると、2009年度の派遣労働者は、前年度に比べて24.3%減の約302万人だった。派遣労働者が減少したのは5年ぶり。派遣労働者の内訳は、一般労働者派遣事業の「常時雇用労働者」約66万人(前年度比21.9%減)と「登録者」約206万人(同26.7%減)、特定労働者派遣事業の「常時雇用労働者」約30万人(同10.1%減)となっている。派遣先件数は前年度に比べて29.3%減の