新入社員の海外志向が大幅に低下していることが、学校法人産業能率大学(東京都世田谷区、上野俊一理事長)の調査で分かった。同調査は過去に2001年、04年、07年と3年おきに実施しており、今回が4回目となる。調査によると、今年度新入社員の49%、およそ2人に1人が海外で「働きたいとは思わない」と回答した。さらに、外資によるM&Aや外国人上司への抵抗感も高く、全体的に“内向き”意識が高まっている。働きたくない