今年育成選手として巨人に入団した黄志龍が、6月4日に支配化選手登録された。以来2度の先発機会を与えられる中でなかなか結果が出せずにいるようだが、年齢が若いこともあり将来が楽しみな逸材である。黄は台湾の出身であるが、今や台湾出身の選手が活躍することは珍しいことではなくなり、彼らの出自が取り立てて注目を集めることもなくなった。ただ、台湾人選手が活躍するようになった80年代後半以来の歴史を振り返ってみたとき