厚生労働省が入る中央合同庁舎脳死による臓器移植で、医療機関の院内態勢が整わずに手術を見送られた患者が2023年に計509人いたとの調査結果を厚生労働省がまとめたことが21日、関係者への取材で分かった。臓器提供者(ドナー)が増加する一方、移植手術をする医療機関の人手や病床が足りていないことが背景とみられる。国のこうした実態調査は初めて。臓器移植は日本臓器移植ネットワークがドナーの臓器を移植希望者にあっせ