アメリカ・ニューヨークのエリス島。ここに移民博物館がある。1892年から1954年までの約60年にわたり、船で来た主にヨーロッパからの移民が必ず通過した島だ(写真・HIT1912/PIXTA)アメリカという国を評して2つの見解がある。1つは、アメリカはメルティング・ポット(人種のるつぼ)であるというもの、もう1つはトマト・スープであるというものだ。前者は文字通り、世界中からやってきた移民によって構成される社会を意味する。