2022年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公は小栗旬さん演じる北条義時(鎌倉幕府第2代執権)でしたが、その子孫に第14代執権・北条高時(1304~1333)がいます。ちなみに高時の父は、北条貞時。モンゴル襲来(元寇)を退けた北条時宗の嫡男です。さて、鎌倉時代後期の執権・高時は暗愚な当主として、書物・ドラマなどで描かれてきました。軍記物語『太平記』がその代表例でしょう。 【写真】都会の