著者の小柳はじめ氏が電通本社の労働環境改革プロジェクトに参加した際には、2年間で残業時間が60%も減っていくさまを目のあたりにしたという(撮影:今井康一)サブタイトルからもわかるとおり、『鬼時短――電通で「残業60%減、成果はアップ」を実現した8鉄則』(小柳はじめ著、東洋経済新報社)の著者は、電通に30年以上勤務してきた実績を持つ人物。その過程においては、多くの企業の「時短」に取り組んできたようだ。最初は