二階俊博氏(写真:時事)巨額裏金事件で自民党の「一強態勢」が大きく揺らぐ中、その中心人物でもあった二階俊博元幹事長(85)の政界引退宣言を受け、地元・和歌山での「後継争い」が「何でもありの混乱状態」(自民選対)に陥っている。「衆院10増10減」で小選挙区が3から2に減る和歌山では、事前の予想通り、二階氏の強固な地盤だった衆院和歌山新2区を巡る二階氏の長男・俊樹氏(59)と3男・伸康氏(46)による「後継争い」が