弁護士任官の最高裁判所判事として重要な判決に携わった才口千晴氏が4月17日に亡くなった。最高裁や日弁連など複数の関係者が明らかにした。85歳だった。長野市出身。才口氏は、1966年に弁護士登録(東京弁護士会、18期)。破産法や企業再生法を専門とし、企業の再建に取り組んだ。2004年1月6日から2008年9月2日まで最高裁判事を務め、国籍法違憲判決などを担当。非嫡出子の相続差別をめぐっては、2004年10月の第一小法廷が合憲と