2024年4月4日、ソウル市内で選挙活動を行う祖国革新党の者国(チョ・グク)氏(右、写真・Kim Jae-Hwan/SOPA Images via ZUMA Press/共同通信イメージズ)韓国は、いま選挙モード一色だ。総選挙の投開票が2024年4月10日に迫っており、ソウルはじめ全国各地で候補たちが朝から晩まで走り回っている。日本の選挙戦よりずっと熱い。どの国でも選挙の争点はもっぱら生活に身近なイシューであり、外交は脇役だ。とりわけ今回は