2007年1月にお目見えしたアップルのiPhone。20世紀に大活躍したシュンペーターは何を間違っていたのだろうか(写真:AP/アフロ) 前回の「日本は『独り勝ち』のチャンスを台なしにしている」(11月11日配信)に続き、経済学者ヨーゼフ・シュンペーターを取り上げる。ひとことで言うと、シュンペーターの理論は、古く、不十分で、そして誤りだった。今回は、この3点を補う新しい理論を提案したい。シュンペーター理論のどこが古い