起工式の様子(写真:新華社/アフロ)2025年4月に開幕する大阪万博に暗雲が立ち込めている。11月半ばにはメキシコとエストニアが撤退したと日本政府が表明したほか、万博の建設費は膨らみ続け、建設費が当初に比べて最大500億円増えることが判明。パビリオンの建設をめぐっては参加国からも不満の声が噴出し始めている。ヨーロッパの倉庫より高い1平方メートルあたり80万円――。これが大阪万博の「タイプX」パビリオンの現在の価