今から七十八年前の今日、一発の原子爆弾により、十数万ともいわれる貴い命が失われました。街は焦土と化し、人々の夢や明るい未来が一瞬にして奪われ、一命をとりとめた方々にも、言葉では言い表せない苦難の日々をもたらしました。内閣総理大臣として、ここに犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。そして、今なお、後遺症に苦しむ方々に対し、心からのお見舞いを申し上げます。 核兵器によってもたらさ