高齢になると便に関する各種障害がみられるようになります。直腸脱もその1つとして知られています。 直腸脱は腸が内側にめくれて肛門から出てくる症状です。排便時の「いきみ」がきっかけで起こります。 また、直腸脱は肛門の筋肉が緩むことで起こるとされており、高齢の女性に多いのも特徴です。 ただし若い世代でも直腸脱が確認されることがあります。それは長時間の排便やストレスなどを要因として起こることが一般的です。