末期慢性腎不全やその予備群といえる慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)の患者は年々増加傾向にあり、いまや日本人成人の7人に1人がCKDと見積もられているとのことです。なかでも糖尿病の重症化とともに発症する糖尿病性腎症は、透析が必要になる原疾患としては最も多く、早期発見・治療が重要です。そして、この糖尿病性腎症の早期発見に欠かせないのが「アルブミン尿検査」です。今回はアルブミン尿検査について筑波大の