父親が突然亡くなり、「手続きの嵐」に襲われたテレビプロデューサーの鎮目博道さん。特に大変だったのは、相続関連の「めんどくさ地獄の底なし沼」だった。実家を売却し、父親の預金も無事に母の口座に移した鎮目さんの前に立ちはだかった最後の関門は「よく分からない土地の数々」。土地というと、ひと財産のような感じがするが、そこは処分もままならない「負動産」だった。ただただめんどうくさい手続きをこなすしかなかったと