和歌山毒カレー事件で死刑が確定した林真須美死刑囚が、事件当時の記事などによって名誉を傷つけられ、プライバシーを侵害されたとして、『週刊女性』を発行する「主婦と生活社」に1000万円の損害賠償をもとめた裁判で、東京地裁(大竹敬人裁判官)は7月14日、請求棄却の判決を言い渡した。1998年に起きた和歌山毒カレー事件で、殺人などの罪に問われた林死刑囚は現在、再審請求中で、大阪拘置所に収容されている。●無差別殺人事