「生理の貧困」という言葉が、日本のメディアで話題になったのは、コロナ直前のこと。その後、コロナ禍で生活が厳しくなった女性やその家族の声を代弁するように、SNSを中心に展開されたアクションを受けて、「生理の貧困」は社会問題として広く認知されるに至った。この延長線上にあるのが、上智大学総合グローバル学部の田中雅子教授と学生、被収容者・仮放免者、また入管で面会活動をおこなうボランティア団体『BOND〜外国人労