慶應義塾大学で通算8年、勤務していた非常勤講師が、有期労働契約の通算期間が5年を超えたにもかかわらず、大学側が無期労働契約への転換を認めず、カリキュラムの編成上の都合を理由に2022年度の契約を更新せず雇止めしたことは不当だとして、無期労働契約上の権利を有する地位の確認などを求め、横浜地裁に提訴した。提訴は5月26日付。慶應大で教壇に立つことができなくなった原告は、現在休職中だという。原告代理人を務める田