客からの暴言や暴行など「カスタマーハラスメント(カスハラ)」について考えるシンポジウムが2月3日にあり、企業の担当者やクレーム問題を扱う弁護士らが意見を交わした。主催は、カスハラ対策の法制化をめざす「日本対応進化研究会」。流通大手のお客さま担当者は「約40年前に入社したとき、失敗しない限り、お客様に怒られることはなかった。最近はちょっと機嫌が悪いだけで怒鳴られる。『憂さを晴らすハラスメント』が起きてい