慰安婦問題をテーマとしたドキュメンタリー映画『主戦場』をめぐり、出演者5人が、監督と配給会社を相手取り、映画の上映差し止めと計1300万円の損害賠償を求めた裁判。その判決が1月27日に東京地裁であり、柴田義明裁判長は請求を棄却した。(ライター・碓氷連太郎)●出演者5人が提訴していた問題となったのは、日系アメリカ人のミキ・デザキさんが、上智大学大学院の卒業制作のプロジェクトでつくったドキュメンタリー映画だ。