青森刑務所に収容されていた男性受刑者(50代)が「丸刈り」を強制されたとして人権救済を申し立てた件で、日弁連は1月26日、法務大臣と同刑務所に対して人権侵害に当たると勧告したことを発表した。勧告は警告に次いで重い措置。1月21日付で郵送した。勧告書によると、この男性は青森刑務所に収容中の2018年10月、月一回程度ある調髪を拒否したところ、少なくとも5人の職員に身体を押さえつけられ、バリカンで髪を切られたという