手術直後の女性患者にわいせつな行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた男性医師の上告審弁論が1月21日、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)で開かれた。判決期日は追って指定される。最高裁は2審の判断を変更する場合に弁論を開くことが多いため、男性に懲役2年の逆転有罪判決を言い渡した2審・東京高裁判決が見直される可能性がある。弁護側は「科学捜査研究所の鑑定結果の検査プロセスや計算の過程を検証できる客観的なデ