X線観測装置「eROSITA」によって観測されたX線の一部(0.6〜1.0keV)を用いた全天マップ。天の川銀河の中心(中央)から南北(上下)に広がる泡状構造が捉えられている(Credit: MPE/IKI)マックス・プランク地球外物理学研究所のPeter Predehl氏らの研究グループは、2019年に打ち上げられたX線宇宙望遠鏡「Spektr-RG」による観測の結果、天の川銀河に差し渡し10万光年近い砂時計型の巨大な泡状構造が見つかったとする研究成果を発