太陽系がある天の川銀河の中心には「いて座A*(エースター)」という電波源があり、そこには太陽の400万倍も重い超大質量ブラックホールが存在すると確実視されています。今回、いて座A*から届く電波の強度が短期間で変動する様子が確認されたとする研究成果が発表されています。いて座A*はブラックホール周辺の直接撮影も期待されている天体ですが、その実現は簡単ではないようです。■電波強度の短周期変動が直接撮影を難しくす