多くの銀河では中心に質量の大きなブラックホールが存在すると考えられており、なかにはその活動にともなって強い電磁波が放射される場合もあります。今回、およそ9時間周期でX線を放つ超大質量ブラックホールとみられる天体の活動に、ブラックホールに破壊されかけた星が関係しているとする研究成果が発表されています。■潮汐破壊をまぬがれた白色矮星が9時間周期でブラックホールを周回か超大質量ブラックホール(右)に接近す