プロデューサー、作詞家、そして作家。「バンドが解散して、プロデューサーの立場になってから世の中を俯瞰的に見るようになった」と話すいしわたり淳治さんは、その著作の中で、斜めの視点から切り取った世界の「滑稽さ」「面白さ」をあますことなく表現する。文庫化され、20万部を突破した『うれしい悲鳴をあげてくれ』と新刊となるショートショート集『次の突き当たりをまっすぐ』(ともに筑摩書房刊)が、多くの読者を惹きつけ