・待ち合わせや締め切りが守れない。・部屋を片付けられない。・集中力が持続しないなどなど、その症状から「社会人失格」のレッテルを貼られがちな「ADHD(注意欠如・多動性障害)」。こうした症状が原因となって会社で何度も怒られたり、あるいは周囲とトラブルになったりして困っている人は少なくありません。しかし、これらの症状は対処可能なものです。1980年代からADHDの研究をつづけ、多くの著作をもつ医学博士の司馬理英子