戸塚啓コラム
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【戸塚啓コラム】進化した日本選手のメンタリティ
〈なあっ、フランスと日本って、どっちが勝ったのか知ってる?〉〈そりゃ、フランスじゃないの?〉1998年1月のこけら落とし以来、フランス代表…
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戦力としてのカズを見たい
ワールドカップへの道のりは険しい。歓迎ムード一色の報道とカズが直面する現実には、まだ大きな隔たりがある。9月24日から行なわれたフットサル…
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イラク戦勝利は2年間の積み重ねの成果
あのパターンだ、と思わず声をあげた人がいたかもしれない。9月11日のイラク戦の得点シーンである。「あれは練習どおりというか、ヨルダン戦でもオ…
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本田圭佑の1トップというオプション
9月6日のUAE戦は、最終ラインのキャスティングに注目が集まった。今野と栗原が出場停止のセンターバックに、誰を当てはめるのか、である。8…
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華やかな海外組の裏で
週明けの9月3日から、日本代表が活動をスタートさせる。30日には代表メンバーが発表され、国内から11人、海外から12人の合計23人が招集された。8…
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結成から2年、攻撃のオプション見えず
ベネズエラに1対1で引き分けたという結果だけを見れば、8月15日のキリンチャレンジカップは物足りなさを残す。ただ、ベネズエラは弱小国ではな…
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【戸塚啓コラム】なでしこをさらに進化させる「if」
誤解を恐れずに言えば、感動はなかった。心を動かされたのは間違いない。だが、とてつもない困難を乗り越え、そのうえで世界の頂点に立った昨夏の女…
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【戸塚啓コラム】自信を確信に変えるとき
この快進撃を、何と説明すればいいのだろう。U−23日本代表が、ついにベスト4進出を果たした。誰も予想できなかった、ほとんどの人が期待を寄せて…
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U−23日本代表が発奮した理由
まずはとにかく、グループステージ突破を讃えたい。U−23日本代表がモロッコを下し、最終戦を待たずにベスト8入りを決めた。五輪の8強入りは、2…
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スペイン戦の勝利にさらなる価値を持たせるために
2001年4月25日に行なわれた一戦を、あなたは覚えているだろうか。日本時間ではすでに26日になっていたが、それはともかく、僕は日にちを思い出…
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細部に勝負が宿る
どんよりとした雲間から、ひと筋の光が差し込んできた──スペイン戦を目前に控えたU−23日本代表を巡る報道には、ささやかな高揚感が入り混じって…
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過去の教訓が生かされなかった壮行試合
僕も含めたメディアは、どんな試合でも課題を探す。ただ、第三者的完成度の高いチームでも、課題は抱えているものだ。「いつの時代も、どんなチーム…
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継続性が重視された五輪メンバー
サプライズは、なかった。7月2日に発表されたロンドン五輪のU−23代表である。この日記者会見に臨んだ関塚隆監督は、「我々がいままでやってきた…
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未来が見えなかったオーストラリアのサッカー
日中の暖かさが肌寒さに変わりつつあった試合前、スタジアムDJが声高に叫んだ。「FIFAランキングでアジアナンバー1の日本と、2位のオーストラリアの…
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オーストラリア戦のポイント
6月9日夜にブリスベン入りした日本は、翌10日の夕方4時からトレーニングを行なった。この日は朝から雨模様で、日本からやってくると体感温度はかな…
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勝利を手繰り寄せる長谷部と長友のディテール
オマーン戦の日本が序盤から圧力をかけていったのは、前回のコラムに書いたとおりである。意欲的な姿勢は奏功し、11分の本田の先制ゴールにつながっ…
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オマーン戦の勝敗を分けたもの
最終予選は快勝スタートとなった。オマーンを3対0で退けた試合後、多くの選手は渋い表情を浮かべていた。長谷部は「あと2、3点は取らなきゃい…
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対オマーン戦、ザックジャパンに驚きはあるか
W杯最終予選の初戦が迫ってきた。対戦相手のオマーンは月曜日夜に来日し、翌火曜日からトレーニングを行なっている。到着から6日後の試合なので、…
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驚きも発見もなかったトゥーロン国際
U−23代表が出場したトゥーロン国際は、1勝2敗でグループリーグ敗退に終わった。最大で5試合を経験できるはずが、3試合のみで帰国することにな…
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アゼルバイジャン戦はシミュレーションになったのか
大学生相手の練習試合より、国際Aマッチのほうがもちろんいい。相手のレベルはともかく、勝利は何かしらのプラス材料をもたらしてくれる。ただ、フ…