戸塚啓コラム
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2013年のザックジャパンを振り返る(4)高まった閉塞感
歴代の日本代表監督にとって、東アジアカップは苦い記憶を呼び覚ますに違いない。2003年の第1回大会は、ホームで開催しながら韓国に優勝を譲…
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2013年のザックジャパンを振り返る(3)「コンフェデ杯が問いかけたもの」
6月4日のオーストラリア戦でW杯出場を決めた日本は、11日にイラク戦との最終予選第8戦に臨む。コンフェデレーショズンカップの第1戦を、4日後…
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2013年のザックジャパンを振り返る(2)「熱狂の中でかき消された課題意識」
ヨルダン戦の敗戦から2か月後の5月30日、日本代表はブルガリアとのテストマッチに臨んだ。ザックことアルベルト・ザッケローニ監督は、通常より…
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2013年のザックジャパンを振り返る(1)「必然の敗戦」
11月の欧州遠征で、日本代表に対する風向きは大きく変わった。ザックことアルベルト・ザッケローニ監督の進退を取り沙汰したメディアも、すっかり矛…
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【戸塚啓コラム】過去最高の成績を目指すなら、2位突破を狙え
安堵のため息がこぼれる組み合わせだったかもしれない。日本時間12月7日午前に行なわれたファイナルドローで、日本はコロンビア、コートジボワール…
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【戸塚啓コラム】ベルギー戦、ようやく手にした“初勝利”
W杯で上位進出を目ざすのであれば、内容のある試合を続けていかなければならない。そのうえで〈勝ち切る〉強さを見せつける──11月19日のベルギー…
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【戸塚啓コラム】オランダ戦で判断するのは尚早、重要なのは“次”
重要なのは次である。11月16日に行なわれたオランダ戦は、日本国内で高い評価を集めているに違いない。先行しながら追いつかれたのではなく、…
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【戸塚啓コラム】ザッケローニは本当に「内容」を求めているのか
もったいない判断をしたと思う。欧州遠征へ挑む日本代表についてである。オランダ、ベルギーと対戦する今回の遠征は、年内最後の活動である。11日…
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【戸塚啓コラム】迷走する2ステージ制の代替案を考える
記者会見に臨むJリーグの大東チェアマンの姿に、このところテレビを賑わせているホテルやレストランの関係者が重なった。Jリーグが15年からの…
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【戸塚啓コラム】U−20ワールドカップ出場を逃さないために
1対2で終了したU−17ワールドカップのスウェーデン戦をテレビで観ながら、僕は数年後の日本サッカーを思い描いていた。日本はいいチームだった…
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ザックを変える必要はないと考える一番の理由
ザックことアルベルト・ザッケローニ監督の解任を望む声が、あちらこちらから噴出している。サッカー協会の原技術委員長はザック支持を明言している…
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【戸塚啓コラム】意味あるアウェイ戦と、否めない黄信号
セルビアに続いてベラルーシにも苦杯をなめた現実を、どのように受け止めるべきだろうか。ピッチ上で展開されたパフォーマンスは、チグハグという…
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【戸塚啓コラム】勝つためにサッカーをしたのはどちらのチームか
勝利の可能性を問えば、戦前から決して高くはなかっただろう。10月11日のセルビア戦である。W杯予選の大一番だった9月のクロアチア戦は、スタジア…
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欧州遠征で注目されるバックアップ層の見極め
今月中旬の欧州遠征に臨む日本代表のメンバーは、ほぼ順当なものと言っていいだろう。ワールドカップへ向けたザックの構想が、すでに固まっている…
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Jリーグはなぜ柏の日程をずらせなかったのか
ヘッドラインにはならないものの、見落とせないニュースが配信されている。AFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)に臨んでいる柏レイソルに関す…
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【戸塚啓コラム】2ステージ制決定への疑問
Jリーグが2ステージ制を復活させることになった。観客動員の減少に歯止めをかけたいというリーグ側の言い分も、納得はできないが理解はできる。…
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【戸塚啓コラム】歯痒さばかりが残ったテストマッチ
しかたのないものだしても、歯痒さを覚えずにいられない。9月10日のガーナ戦である。9月6日にホームでW杯アフリカ予選を戦ったガーナは、8日…
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【戸塚啓コラム】オプション構築の必要性
ワールドカップ開幕を約9か月後に控えて、日本代表はどんな課題を抱えているのか。最初にあげるべきは、世界のトップレベルとも伍して戦える守備…
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【戸塚啓コラム】代表再建のきっかけをつかむために、意識しておきたい論点
9月6日、10日のキリンチャレンジカップで、「守備の再建」が論点に上がっている。本当にそうだろうか。6月のコンフェデ杯以降の失点の多さを…
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【戸塚啓コラム】外国人選手の補強がもたらす副産物
本田圭佑の去就が、連日にわたってメディアを賑わせている。夏と冬に移籍市場が多くの話題を提供するのは、ヨーロッパサッカーの大切な一部だ。ひ…