戸塚啓コラム
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【戸塚啓コラム】課題はディフェンスだけにあらず
率直に言ってひどい。8月14日に行なわれたウルグアイ戦は、2対4の完敗に終わった。6月のコンフェデ杯、7月の東アジアカップと合わせると、7試合…
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【戸塚啓コラム】次は監督が手腕を見せる番
スタメン表を見たときには、「やっぱり」という思いを抱いた。同時に、そこはかとない物足りなさを覚えた。オーストラリア戦から中2日という日程…
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【戸塚啓コラム】オーストラリア戦勝利の要因と意味
後方からの追い上げを目ざす今回のメンバーには、個人だけでなくチームの結果も必要なのである──中国と3対3で引き分けた前回の更新分を、僕はこ…
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【戸塚啓コラム】結果なきアピールに評価なし
勝利にこだわったが、新戦力を見つけることはできなかった。結果は出なかったが、新戦力を見つけることはできた。東アジアカップを戦うにあたっ…
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【戸塚啓コラム】ゼロからのサバイバル、求められる一発回答
興味深いリストだな、というのが率直な感想である。東アジアカップに臨む日本代表だ。豊田や柿谷らのJ1で得点を重ねている選手が選ばれたのはも…
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【戸塚啓コラム】東アジアカップでの抜擢が期待される選手たち
7月20日開幕の東アジアカップに、ザックは誰を選ぶのだろう。彼とスタッフは10日と13日のJリーグまでを視察し、メンバー発表は15日予定となってい…
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【戸塚啓コラム】ワールドカップで上位進出を成し遂げるには
これが日本の現実なのだ。世界のトップクラスとの対戦では、歯止めのきかない脆さを露呈してしまうのである。メキシコ戦後のザックは、「イタリア…
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【戸塚啓コラム】イタリア戦を善戦とは言わない
エンターテインメントとしては、これ以上ないくらい極上のスペクタクルだった。2対0から2対1となり、2対3と引っ繰り返されながらなおも食らい…
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【戸塚啓コラム】なぜ日本代表に貪欲さがなかったのか
ブラジルとの対戦が決まってから、心のかなり真ん中で敗戦を覚悟していた。開催国との開幕戦に勝つのは、相手がブラジルでなくても難しい。結果につ…
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【戸塚啓コラム】募る不満、近付く難問
6月11日のイラク戦が1年前に行なわれたものなら、アウェイでの1対0は評価されただろう。ゲームの最終盤でリードを奪う戦いは、相手が10人になっ…
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【戸塚啓コラム】ザックジャパンの未来は厳しい
1997年11月のジョホールバルのような、爆発的な歓喜はなかった。2005年6月のバンコクのような、険しい冬山を征服したよう達成感もなかった…
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【戸塚啓コラム】いざオーストラリア戦、機先を制する戦いを
想定外の苦境に直面したときこそ、チームとしての芯の強さが問われる。5月30日にブルガリアに敗れた日本は、まさにそういった状況にある。ブルガ…
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【戸塚啓コラム】ザッケローニが発した「インテンシティ」の真意
ブルガリア戦からオーストラリア戦へ続くトレーニングで、ザックことアルベルト・ザッケローニ監督の表情が厳しい。オンとオフのメリハリを感じさせ…
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【戸塚啓コラム】工藤と東の選出の意味を考える
5月23日に発表された日本代表のトップニュースは、本田圭佑と長友佑都の復帰だろう。3月のヨルダン戦を欠場したふたりが戻ってきたことで、久しぶ…
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本田圭佑がCSKAモスクワに残留するメリット
ロシアプレミアリーグの優勝争いが、いよいよ大詰めを迎えている。本田圭佑が所属するCSKAモスクワが、2006年以来のリーグ制覇へ大きく前進…
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【戸塚啓コラム】大宮の躍進の裏にある「簡単に」というキーワード
近年のJ1リーグが混戦状態にあることは、共通認識として浸透しているものだろう。だが、このチームの快進撃は誰もが予想できなかったに違いない。…
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【戸塚啓コラム】19時キックオフは果たして最適なのか
僕は急いでいた。17時半過ぎに都内の代官山で取材を終え、東急東横線でひとつとなりの渋谷駅へ向かう。JR湘南新宿ラインのホームへ急ぎ、大宮駅…
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【戸塚啓コラム】ACLの本当の価値
ヨーロッパの街を歩いていると、子どもたちのサッカーに出くわすことがある。歓声に誘われてグラウンドへ足を運ぶと、見慣れたユニホームが泥にま…
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ヨルダンの人々から感じたリスペクト
ヨルダン対日本戦から一夜明けて、いたわるような視線を向けられている。6月に0対6で敗れた日本から勝ち点3を奪うのは、ヨルダンの人々にとって…
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ヨルダン撃破に必要なこと
期待か不安のどちらを呼び覚ましたかと言えば、後者になるだろう。3月22日のカナダ戦である。そうは言っても、テストマッチである。課題を見つけ…