【画像】テレビに映る「日本」はまるで楽園のようだ。だが実情はどうなのか

『境界の民 難民、遺民、抵抗者。国と国の境界線に立つ人々』安田峰俊・著/角川書店  在日難民2世、ウイグル人、台湾人、中国人と日本人のハーフなど、国と国の狭間を生きる人々を丁寧に取材したルポルタージュ。日本メディアの中国人への蔑視を嫌がるジャーナリスト志望の青年。台湾人留学生の日本への冷静な目。日本の右翼団体に翻弄されるウイグル独立運動。昨今あふれる「外国人から見た最高の日本」ブームに一石を投じる一冊。著者の、マイノリティを多角的に取り上げようとする繊細さも本書の魅力だ。

ランキング

  • 総合
  • 国内
  • 政治
  • 海外
  • 経済
  • IT
  • スポーツ
  • 芸能
  • 女子