編集レポ★蜷川実花ディレクション!カラフル&モードなウェディングドレスがデビュー

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写真家・映画監督として幅広く活躍する蜷川実花さん。鮮やかな色彩で表現される独特な世界観は、女性の心を惹きつけてやまない。その蜷川実花さんが手がけたウェディングドレスがデビューすると聞き、早速コレクション発表会へ。

2015年2月16日、蜷川実花さんが手がけるファッションブランド「エム/ミカ ニナガワ」と「クラウディア」がコラボして製作されたウェディングドレスが発表された。ファーストコレクションは全部で12型24着。蜷川さんの作品をそのまま映したような華やかなドレスに目を奪われる。
「蜷川実花さんの作品の世界観を表現するため、色の再現には特にこだわった」と担当者が語るとおり、写真の色合いを忠実に再現したテキスタイルが実現。ファブリックの特徴を際立たせるため、デザインはあくまでシンプルだが、着たときのシルエットの美しさを追求した。


ピンクのダリアや黄色のパンジーなど、明るい花々が全体にプリントされた「MN-0003 yellow」。鮮やかな色合いが花嫁の表情を明るく見せてくれる。ホテルの広い会場やガーデンウェディングにも映えそうな1着。


「MN-0010 pink」は、立体的な生地使いで作品の世界観を表現。まるで花そのものを身にまとっているような可憐な雰囲気に。技巧をこらしたドレスは、参列者の注目を集めること間違いなし。


Aラインの「MN-0004 blue」は、ブルーやパープルを基調としたテキスタイルの上にふんわりとしたレースを重ね、繊細なビージングで仕上げた。ウェストのビジューが輝き、ナイトウェディングにもぴったり。


すっきり華奢に見せてくれるエンパイアラインの「MN-0012 pink」は、ピンクパープルの生地の上に繊細な白いレースをオン。淡い色合いを実現した。「30代以降の花嫁も着たいと思えるドレスを意識した」と言うとおり、彩り豊かでありながら上品さを兼ね備えた、大人の女性にぴったりのドレスだ。

画面いっぱいに広がるカラフルな花々は、蜷川さんの作品の代名詞。日本を代表するファブリックメーカーの高度な技術により、その濃密な色遣いと奥深い陰影をファブリックに表現することができたそう。

人生で最高の1日を彩るなら、人とは少し違った、印象的なドレスを選びたいもの。国内のファッション誌だけでなく海外からのオファーも絶えない蜷川実花のモードで艶やかなウェディングドレスを着たら、一生忘れられない1日になるはず。