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KADOKAWAが運営するコミックWEBサービス「Comic Walker」で連載中の、たかぎ七彦氏による漫画『アンゴルモア 元寇合戦記』第1巻(2月10日発売)の重版が決定した。

本作は、中世日本を揺るがした大事件「元寇」を斬新な視点で描いた本格歴史大河ロマンで、博多への針路に浮かぶ対馬が舞台。恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍(元軍)と流人である鎌倉武士・朽井迅三郎の戦いが描かれ、緻密な歴史検証、細やかな情景描写、そして大迫力の合戦シーンが魅力だという。

連載時には「Comic Walker」のデイリー、ウイークリー、マンスリーの各カテゴリーでいずれも1位を獲得。コミックス第1巻の帯では『ヴィランド・サガ』、『プラテネス』の幸村誠氏が「ボクよりうまい。なにより、たかぎさんの素晴らしい所は『戦争でない部分』を描く事に一切手を抜かない事です。市場の雑踏、干したイカ、町人の姿やしぐさ。それらをバチッと描ける人こそ、本当に戦争漫画のうまい人だとボクは思っております」とコメントを寄せて絶賛。さらに、3月に発売される第2巻の帯では、『機動戦士ガンダム THE ORIGINE』の安彦良和氏が「すでに相当うまいけど、これからすごく『うまくなる人』だろうなァ。特に空間表現がうまい。若い人ではめずらしい。『対馬』という空間を、うまく描いていってほしい」と期待を寄せている。

現在は本作のPVも完成し、WEB上で公開中。そして3月10日には、第2巻の発売を控えている。