マッカーシーに対して後ろから首に腕を回し、肩付近に口元を押し付けていたイバノビッチだが、処罰の対象にはならなかった

写真拡大

 11日に行われたプレミア第25節のチェルシー対エバートン戦で、チェルシーのDFブラニスラフ・イバノビッチがジェイムズ・マッカーシーに噛み付き行為に及んだとの疑いが持たれていた件で、イングランドサッカー協会(FA)は処罰を科すことはないと発表したようだ。
 
 プレミアリーグでは、担当審判が試合中の行為を見逃していた場合、FAが3人のエリート審判員に助言と判断を仰ぐ制度があり、この3人が問題ありと判断した場合は処罰が下される。しかし、「今回の事例では、処罰に値すると考えられなかった」とFAは公式サイトで声明を発表。全会一致でイバノビッチは“お咎めなし”と判断されたという。

 2013年4月に、当時リバプールに所属していたルイス・スアレスから噛み付き被害に遭ったイバノビッチが今度は噛み付きの加害者になったかもしれないということで注目を集めていた。