言葉には出さないけれど…夫が妻にして欲しいと思っている4つのこと

みなさんこんにちは、恋愛コラムニストの斉田直世です!

【それは言わなくてもいいんじゃない!?妻がイラっとした夫の余計な一言・5つ】

ママ友たちと集まると、必ず話題に上がるのが、「夫への不満」です。「もっと家事を手伝って欲しい」「もっと家庭を顧みて欲しい」など、とくに共働きの家庭では、仕事で疲れているのはお互い様という思いもあって、夫に対して、不満を募らせている妻が少なくありません。

しかし、相手に要求するばかりでは、夫婦の関係って改善しないんですよね。そればかりか、要求される方にも不満が溜まりますから、さらに険悪になる恐れすらあります。この場合、一番の解決方法は、いまの相手を受け入れ、相手が要求することを満たしてあげること。「なんでこっちが尽くさなきゃいけないの!?」という妻たちの声が聞こえてきそうですが、人は自分の要求を満たしてくれた相手に対し、「何かしてあげたい」という気持ちになるものなのです。

それじゃあ一体、夫に何をしてあげれば良いの? という奥様たちのために、今回は、世の夫たちが、妻に「して欲しい」と願っていることをお伝えしたいと思います。

■1 たくさん褒めて欲しい!

「褒められたい」という欲求は、人間誰しもが持っていますよね。とくに、男はプライドの生き物ですから、褒められることがエネルギーになり、褒めてくれた人のために頑張ろう、という気持ちになるのです。とくに嬉しいのは、愛する妻から感謝され、褒められること。妻が夫を、尊敬し賞賛すれば、それだけ夫は自信が持て、労働意欲が湧き、家族に愛情を注いでくれるようになるのです。逆に、事あるごとに、愚痴や皮肉を言われるのでは、そのどちらもが減退してしまいます。

■2 しっかり家事をして欲しい!

共働き家庭であれば、夫婦での家事分担は当たり前のこと。しかし、いつの時代も男性は、「妻には、留守中の家を守り、自分を支えてもらいたい」という「内需の功願望」を、少なからず持っているんですよね。ですから、妻が嫌々家事をしたり、「分担するのが当前よ」という態度でいたりすると、男性は本能的に不快感を抱きます。家事を嫌がらず、毎朝、笑顔で仕事に送り出してくれる妻に対し、夫は感謝と尊敬の念を抱くようになるでしょう。

■3 いつまでも魅力的でいて欲しい!

パートナーに、いつまでも魅力的であって欲しいと願うのは、夫も妻も同じです。とくに男性は、五感の中でも、とくに視覚から影響を受ける生き物ですから、結婚前後で妻の様子があまりに変わってしまえば、少なからず失望を感じるはず。寄る年波に勝つことはできませんが、ファッション、ヘアスタイル、メーク、清潔感、プロポーションは、日々の努力次第で、いくらでも改善できるもの。外見を美しく保つことは、夫婦関係を円満に保つ大切な要素のひとつです。

■4 性的にも満たして欲しい!

一般的に、男性の性欲は女性よりも強く、常に備わっているものです。外でのストレスを抱えて帰宅した夫は、妻に、安らぎとストレス解消=セックスを求めます。ここで、セックスを拒否されることが続くと、夫は不機嫌になり、やさしさや愛情を感じる余裕がなくなってしまうでしょう。まずは、体で繋がることで満足し、その後、受け入れてくれた妻に対する愛情が湧いてくるのが男性なのですから。

■おわりに

最後までお読みになって、「こんな男のわがままに付き合ってられないわ!」なんて、怒りを感じた女性もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、これらの欲求を満たすことで、夫は妻に愛情を抱き、仕事にも精を出してくれるようになるのです。つまり、相手の欲求を満せば、自分の欲求も満たされるということ。尽くした分は、こちらにもしっかり返ってくるのですから、ついつい言いたくなる小言や愚痴はグッと堪え、まずは夫を褒めることから始めてみてくださいね。

(斉田直世/家事代行Casy)