首位走るチェルシーが今季初黒星…リーグ戦無敗記録は14でストップ

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 プレミアリーグ第15節が6日に行われ、ニューカッスルとチェルシーが対戦した。

 試合は、前半をスコアレスで折り返して後半の57分、ニューカッスルは、左サイドのサミー・アメオビから中央へクロスがはいると、ニアにいたチェルシーDFが触るが、ボールがゴール前に流れたところにパピス・シセが右足で押し込みゴール。ニューカッスルが先制に成功した。

 さらに78分、味方のスルーパスでDFラインの裏をとったムサ・シソコがエリア内に侵入すると、飛び出してきたGKティボー・クルトワの直前で、倒れながら右サイドのシセにパス。シセが無人のゴールに流し込んで追加点となった。

 ニューカッスルに2点のリードを許し、追いつきたいチェルシー。すると81分に、エリア手前の右でチェルシーのアンドレ・シュールレがスティーヴン・テイラーのファールを受けてFKを獲得。テイラーはこのファールで2枚目のイエローカードとなり退場となった。83分に、このFKをセスク・ファブレガスが中央へ送ると、ディディエ・ドログバがヘッドで叩き込んで、リードを1点に縮めた。

 この後もチェルシーは、数的不利のニューカッスルに対して攻勢を仕掛けるが、得点を奪えず試合終了。ニューカッスルが2−1で首位のチェルシーを下した。チェルシーは今シーズン初黒星で、リーグ戦の無敗記録は14でストップしている。

【スコア】
ニューカッスル 2−1 チェルシー

【得点者】
1−0 57分 パピス・シセ(ニューカッスル)
2−0 78分 パピス・シセ(ニューカッスル)
2−1 83分 ディディエ・ドログバ(チェルシー