欧州の斬新なスタジアム「新プスカシュ・フィレンツェ・スタジアム」が話題に

写真拡大

ハンガリーで建設中の多目的スタジアムが、斬新かつ合理的だと海外で話題になっている。

旧スタジアム跡地に建設された新プスカシュ・フィレンツェ・スタジアム(新プシュカーシュ・フェレンツ・シュタディオン)は、約68000人の観客を収容する多目的スタジアムだ。

コンサート・アリーナと併用可能な世界基準のサッカー競技場をメインに、トレーニングセンター、レスリング、柔道場、そして180室のホテル、コンベンションセンター、オフィスビル、スポーツ博物館、診断ラボ、ショップ、レストラン、地下駐車場、フィットネスセンター、さらに警察署も併設されているという。

半ドームの外観や骨組みなどが剥き出しで夜景が映える美しくモダンな建造物で、外の壁がスクリーンのように利用できるなど趣向が凝らされているが、一番の注目ポイントは観客席の周りが陸上用のトラックになっていること。このパノラマのランニングトラックは客席の外周を回るという、これまでにない発想が話題になっており、ネット上でも「この発想はなかった」「これは斬新だ」と絶賛されている。

新プスカシュ・フィレンツェ・スタジアムは、サッカースタジアムが2015年に先駆けててオープンする予定で、2018年までに全ての施設が完成する予定。ハンガリーのサッカーの拠点になるであろうこの競技場だが、街のランドマークとしても注目されそうだ。

参照:http://www.portfolio.hu/ingatlan/infrastruktura/ilyen_lesz_az_uj_puskas_ferenc_stadion.202035.html