日本株だけで勝負するより負けにくい グローバル株型の投資信託でNISAを攻めろ!

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政治不信やアベノミクスも期待薄と考える人は、米国経済の復活や新興国経済の立ち直りなどにより、再び成長路線へと回帰し始めている世界経済に注目してみてはいかがだろうか。もちろん、日本株に期待したい人も、資産の何割かをグローバル株に移しておくのもリスクをヘッジするには有効だ。税金ゼロのNISAにもピッタリの世界中の優良株に投資する投信と、長期で大きな値上がりが狙える注目テーマに投資する投信を紹介しよう。

米国のほか新興国も含めた世界経済の
ダイナミックな成長を非課税で狙え!

 日本だけでなく、世界に目を向けると、優良株はたくさんある。そんな世界の優良株に投資するのがグローバル株型だが、日本株型と同様に、大型株中心に投資するタイプもあれば、中小型株中心のタイプ、また、先進国だけに投資するタイプや、先進国にも新興国にも幅広く投資するタイプなど、種類はさまざまだ。

 今回は、今発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の「NISAで狙う攻めと守りの投信」の中からオススメのグローバル株型投信を厳選して紹介。各投信については主な販売会社も表記しているので、自分の口座で変えるかどうかも確認しつつチェックしてみてほしい。

 まず、グローバル株型は、成績が過去1年、2年、3年のすべての期間でグローバル株型全体の上位半分の順位であることを条件に、販売会社が多い投信をチョイスした。*画像をクリックすると直近の基準価額がご覧になれます

 PRU海外株式マーケット・パフォーマーは、アップルやエクソンモービルなど米国の代表的な優良株をはじめ、先進国を中心に1200もの銘柄に幅広く投資。また、三井住友・バンガード海外株式ファンドは、米国のグロース株とバリュー株のほか、欧州や新興国の株も組み入れて、各期間で好成績を上げている。

 新興国株型は、インデックス型を上回るアクティブ型が少なかったため、インデックス型の3本を紹介。直近3年の成績は、先進国型を下回る結果になっているが、値動きの大きさを頭に入れた上で、将来の大きな上昇に期待して分散の一つに組み入れてもいいだろう。

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