生活者発想人倶楽部

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博報堂生活総合研究所は、あらゆる業種・職種の人たちが、未来の暮らしに繋がるアイデアを出し合うプロジェクト「生活者発想人倶楽部」のサイト運用を、2014年10月15日から本格始動した。

「生活者発想人倶楽部」は、会社員や公務員、自営業者ら、さまざまな業種で活躍する人々が、自らの仕事や立場の垣根を超え、ひとりの生活者として未来を考え合い、そこで生まれたアイデアを公開している。

サイトでは、

「『都会は不便だなぁ...』と感じることは?」
「本当は減らしたいのに、増えている時間がありませんか?」
「面倒・損・今さら...でも、好きなことは何ですか?」
「このごろ、本屋で増えていると思う本のタイトルは?」
「言われたくない褒め言葉は?」

といった質問が用意されており、それぞれの質問から生まれた気づきやアイデアを閲覧できる。

「『都会は不便だなぁ...』と感じることは?」という質問に対し、歩くこととあげる答えがあったが、この回答者は続けて

「田舎はむしろ、玄関から目的地まで、クルマ利用が常道」

と、普段「不便だなあ」と思っている理由を明かす。そして、都市生活には「脚力」が欠かせないと考え、その保護のために「ビルの側面に凸部をつけた『休足建築』」を提案した。

サイトで発信されている情報は、閲覧者が「自分の仕事や活動に使えるヒントやアイデア」と感じるものがあれば、倶楽部へ一報の上、自由に活用することが可能。なお、サイトの更新は毎月5日。