水フィルター掃除機「DS 6.000」

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秋といえば気温が下がり過ごしやすい季節だが、実はダニアレルゲン(ダニの死がいやふんなどダニによるアレルギー症状の原因の総称)の数がピークを迎えるタイミングでもある。アレルギー体質の人は最も対策を強化すべき時期であるのに、あまりこの事実は知られていないようだ。

清掃機器大手ドイツ・ケルヒャーの日本法人ケルヒャー ジャパンが実施したモニター調査でも、秋が最もダニの死がいが増える季節であることを「知らない」と答えたのは77%を占めた。

ぜんそくなどアレルギー症状の原因に

アレルゲン対策としてケルヒャーが推奨するのは、排気がきれいな水フィルター掃除機「DS 6.000」(参考価格6万4778円、税込)の使用だ。吸い込んだゴミとホコリを水に閉じ込め、HEPAフィルター併用で0.3マイクロメートル以上の粒子を99.99%カットするという。

調査会社のエフシージー総合研究所が同製品の試験を行い、一般住宅2軒の床6畳分を10分間掃除した。その結果、フィルター用の水から、ぜんそくやアトピー性皮膚炎の原因とされるヒョウダニが多く回収され、排気も空気中のカビをほとんど含まず「室内の空気よりもきれい」になっているのが確認された。

エフシージー総合研究所の川上裕司さん(農学博士)は

「ダニは人間のアカや抜け落ちた髪の毛、食べ物のカスなどを餌に6〜8 月に増殖し、8〜9 月になると死がいがたまります。死がいは乾燥して微細粒子となり、ほこりと一緒に空中に飛散し、秋から初冬にかけてぜんそく発作などの原因となります。アレルゲンをしっかり吸引し、排気からアレルゲンを出さない掃除機で掃除することが大切です」

とコメントしている。