デル Chromebook 11は本日国内発売、法人・教育向け4万2098円。一般販売は「年内を目指したい」

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デルは10月15日、Chromebook 11の国内発売を開始しました。法人・教育機関向けで、直販価格は4万2098円(税・送料込)。OSにChrome OS を採用する11.6型ノートで、Intel Haswell世代のプロセッサを搭載します。発表会場より実機写真もお届けします。

DELL Chromebook 11は、Google が提供するChrome OS を搭載したノート。アプリはChromeブラウザ上で動作するほか、Google Apps for Workとの親和性の高さも特徴です。

主な仕様は、11.6インチ 1366 x 768 液晶ディスプレイ、Intel Celeron 2966U 1.4Ghz(2コア 2スレ)、4GB RAM、16GB SSDストレージ、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n、Blutooth 4.0など。

このほかHDMIやUSB 3.0 x 2、SDカードリーダー、ヘッドホン/マイクコンボジャック、4Wステレオスピーカー、セキュリティロックスロット搭載などポート類が充実。本体サイズは294 x 24.6 x 200.7mm、質量は1.32kg。

カラーは墨色(Foggy Night) 1色のみ。2つのUSB 3.0端子を角に配置するなど、使い勝手を考えたポート配置にしたとのこと。バッテリー駆動時間は最大10時間。

Chromebook11は、Chrome OS を搭載。インターネットに接続してのクラウドサービスの利用が前提のため、ローカルストレージは16GBと少なめ。日本語キーボードと、Google日本語入力の搭載により日本語入力環境が充実。1年間の引取り修理サービスは標準で提供。最大4年間までの延長保証オプションも用意するなど、サポートの充実もアピールしています。

本日の報道関係者向けイベントでデルの担当者は、米国ではChromebookの販売シェアが20%超と前置きしたうえで「日本でも公共や文教エリアでChromebookが流行りそう」「普段の業務がシンプル、ブラウザのみを使う法人など、端末コストを抑えたいというニーズに最適」と、日本でのChromebookの普及に期待を示しました。

またChromebookの一般消費者向け販売について、デルの金 秦英氏は「我々としてはすぐにでも出したい」「Googleと調整しており、時期は明示できないが、年内発売を目指したい」「一般向けは法人向けの4万2098円より安くすることを検討中」と述べました。