中国の李克強首相は25日午後、ITベンダーの浪潮集団に対する視察を行い、「高速鉄道や原子力発電と同様に、今後はクラウドコンピューティングの普及を推し進める」と語った。中国メディアの一財網が報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の李克強首相は25日午後、ITベンダーの浪潮集団に対する視察を行い、「高速鉄道や原子力発電と同様に、今後はクラウドコンピューティングの普及を推し進める」と語った。中国メディアの一財網が報じた。

 記事は、李克強首相がスマートシティや政府向けITサービス、ビッグデータに関するクラウドサービスを重点的に視察したことを伝え、さらに現場で発展改革委員会や中国工商局に対して浪潮集団との協業によって整合性のあるシステムインフラを構築するよう指示した。

 さらに、李克強首相が「クラウドコンピューティングやビッグデータの活用は世界の大きな潮流だ」と述べたことを紹介。

 続けて、「高速鉄道や原子力発電と同じく、中国はクラウドコンピューティングの普及に力を入れる」とし、クラウドコンピューティングやビッグデータのサービスや設備の輸出についても後押しするとの見解を示したと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)