連続ボギー発進から見事にカムバック!10位タイにつけたタイガー(撮影:岩本芳弘)

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<全英オープン 初日◇17日◇ロイヤル・リバプールGC(7,312ド・パー72)>
 英国にあるロイヤル・リバプールGCを舞台に最古のメジャー「全英オープン」が17日(木)に開幕。今年3月に腰の手術を行い、「マスターズ」「全英オープン」と2つのメジャーを欠場したタイガー・ウッズ(米国)が今季初めてメジャーの舞台に立った。
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 現地時間9時4分にティオフを迎えたタイガーだが、スタートは不穏な立ち上がり。1番ホールでセカンドショットをポットバンカーに打ち込みボギーとすると、2番ホールではパーオンに成功するも3パットを喫して連続ボギー。難関のスタート2ホールでスコアを2つ落としてしまった。
 しかし、スタートにつまづきに動揺することなく5番でパー5のバーディを奪い1オーバーで折り返したタイガーはバックナインで猛チャージ。11番から3連続バーディを奪って一気にアンダーパーグループに入ると、14番をボギーとしたが、15番から再び連続バーディを奪取。後半だけで4つスコアを伸ばすことに成功して3アンダー“69”でホールアウト。今季メジャー初戦は10位タイで初日を終えた。
 連続ボギーから見事なカムバックで上位に浮上したタイガー。この日は14ホール中10ホールでフェアウェイをとらえ、18ホール中14ホールでパーオンに成功するなどショットが好調。さらに平均パット数でも1.56を記録するなど、好調なゴルフがそのまま好スコアにつながった。
 腰の手術以後、復帰戦となった「クイッケン・ローンズ・ナショナル」では予選落ちを喫したタイガーだが、今大会では初日を好位置で終えることができた。まずは予選ラウンドを上位で終えて、週末の優勝争いに備えたい。
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