ミランとジェノアがFWアレッサンドロ・マトリとDFシメ・ヴルサリコのトレードに向かっている。アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役とエンリコ・プレツィオージ会長は最後の詰めをしているところだ。

フィオレンティーナへのレンタル移籍からミランに戻ったマトリは、すぐにジェノアのターゲットとなった。ジェノアがFWアルベルト・ジラルディーノの広州恒大移籍を認めた数時間後だったのは、偶然ではないだろう。

ジェノアのプレツィオージ会長は、レンタル移籍でのマトリ獲得に向けて、実質的にミランからイエスの回答を受けている。ただし、ミランはまずマリオ・バロテッリが移籍しないことを確実にしたいと望んでいるところだ。

今後は、選手のサラリーに関して協議が必要となる。マトリのサラリーはジェノアにとって高すぎるため、助けが必要なのだ。なお、ジェノアはパルマとの争奪戦にも勝たなければいけない。

マトリはレンタル移籍となる見込みだが、ヴルサリコの移籍形態はまだ分からない。ガッリアーニ代表取締役は同選手の獲得に向けてジェノアから了承を得ている。ただし、最終的な握手をかわす前に、最後の細部を詰める必要があるだろう。